外国児童文学演習V2A

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
261901   児童文学科 前期 3 1 長澤 修一

授業の主題(テーマ)
グリム童話と継母(1)

授業の目標(講義概要)
グリム童話には「継母」が登場する作品が、『白雪姫』や『ヘンゼルとグレーテル』をはじめとして幾種類かある。この授業では、有名な『灰かぶり』を取り上げて、まず日本語とドイツ語を照らし合わせながら精読し、次いで、バジーレやペローなどのシンデレラ物語と読み比べることによって、継母の役割あるいはこの作品の内容を解釈していきたい。

授業計画
授業の内容は以下の通りです。
1)『児童文学のなかの母親』−「悪魔の母」を読む
2)『子どもと家庭のメルヒェン』−序文(第2版、1819年)を読む
3)グリム童話『灰かぶり』−日本語とドイツ語を照らし合わせながら読む
4)グリム、ペロー、バジーレのシンデレラ物語の比較

評価方法
発表とレポートを総合的に評価する。

テキスト
プリントを使用する。

備考